皆さん、こんにちは!
Haya Nauralのリカード なほみです。
我が家には6さいの女の子と、2さいの男の子がいます。
6歳の娘は、フランスで産まれ、当時は夫がフランス語で話しかけ、
私は日本語で話しかけていたという日本語とフランス語の環境でした。
そのあと1歳半でサウジアラビアに引っ越してアラビア語環境に。
2歳半でフランスに戻ってきた後、そのままアラビア語を続けているので、
現在は3ヶ国語を同時進行しています。
その間もモロッコに数ヶ月いたので、モロッコなまりのあるアラビア語を公園や近所の子どもたちが話す中で、一緒に遊んで耳から聞いていたり、
モロッコでは純粋なアラビア語の学校に通わせていたので、彼女自身はまだ気がついていないとは思いますが、何かしら一つの言語にも発音やナマリなどの違いを感じてはいたと思います。
娘は言語が好きで、たまにYouTubeを見せると、ポルトガル語、英語の動画を観ていたりします。
英語に最近は興味があるそうで、落ち着いたら英語を導入予定しています。
私は幼児英語教師の資格を持っているので、娘と、2歳の息子を、レベル分けなどはせずに、同時進行で同じことを教えていこうと考えています。
小さな子供にたくさんの言語を一気に習得させるのは難しいんじゃないか?
と昔は考えられていたそうで、せっかく日本人のお母さんがいるのに母国語以外の勉強はせず、日本語は理解できるが話す事ができない、といった人をよく見かけます。
夫もその1人。
彼はお父さんがポルトガル人でお母さんがフランス人。
6人兄弟で、ポルトガル語が話せるのは1人だけ。
話せるお兄さんは、ポルトガル人の叔父さんによく預かってもらっていたらしく、育った環境が大きいんじゃないかと義両親は言っていました。
更にはフランス人の義母は、義父さんがポルトガル語で話している時に、何を言っているのか分からず、自分の話をされているんじゃないかと、腹立たしさからポルトガル語を独学で勉強したそう(笑)
今ではポルトガル人も驚くほど流暢に話せます❗️
ここで、わかった事☝️
小さい頃に環境に入っただけで、耳から理解して、会話まで出来る人が実際いる。
頻度は分かりませんが、今でもそのお兄さんは、フランスに住むポルトガル人夫婦の叔父さん家族(夫婦間ではポルトガル語で話しています)のもとに週一でご飯を食べに行くぐらいの仲なので、けっこう頻繁に預けられていたんじゃないかなぁ?と思います。
そしてお義母さんのタイプ!
ポルトガルには夏になると1ヶ月近く旅行で行く程度ですが、
どうにか自分の夫が何を話しているのかが知りたい!!!
という根性から、独学で理解だけでなく、話すまでできる様になった強者。
話を娘に戻します!
確かに側から見ると娘は、かなり恵まれた環境だった様に思います。
小さい頃からいろんな国を転々としていたので、一番自分に近い人間である両親が、
何ヵ国も使い分けている姿を小さい頃から当たり前のように見ています。
ただ、今は日本でもサークルに参加したり、国際交流ができるカフェもあるそうで、
私は利用した事はありませんが、インターナショナルスクールの様に高額なスクールに通わせなくても環境をつくることは出来そうです。
昔は地元の大阪にある田んぼしかない田舎町で、外国人を見た事なんてありませんでしたが、3年前から近所のパン屋さんでアメリカ人が働いていたりして、
他人と話すという習慣がない日本ですが、
フランスは公園やスーパーなど、レジを待っている間、子供を遊ばせている間に、知らない人と話すなんてことはザラにあります。
日本でも、沈黙の習慣は破ってみて、気になる人がいたら話しかけてみるなんてどうでしょう?
外国人は話をするのが大好き!
彼らに話しかけて無視されることはないはずです!
話は逸れてしまいましたが、小さい子供は、その子自身が好きな事なら、もはやその子にとっては勉強ではなく遊び❗️
6歳にもなると勝手に自分でやる様になります。
小さい子供が自分で他国の言語を率先して習得してくれるなんて夢の様だと思いませんか?
そこで、私が娘が小さい頃から気をつけて購入していた物があります。
日本語版とフランス語版(英語でも何でも学ばせたい言語があれば◎)の両方がある絵本は、どちらも同時期に購入していました。
(私のおすすめの絵本で、興味がある方がいらっしゃったら随時投稿で紹介していきます)
その中でも気をつけて絵本を選んでいた物は、
✅絵が大人が見てもうっとりする様なアートセンスがある物
✅子供しか興味を持たなさそうな単的なもの
✅単語がたくさん学べる物
✅文字がないページがあるもの
✅国の文化を感じ取れるような古く受け継がれている絵本
など、色んなジャンルをわけて購入してみました。
多言語を学ばせる事に集中するのではなく、まず言葉を好きになってもらう❗️
その為に頭の中でイメージ出来るような感覚を育ててあげること。
これ凄い大切だなぁと感じてます。
私は昔成績が伸びず母親が頭を抱えていた事がありました。
塾や家庭教師をはしごして、苦手だった数学を叩き込まれましたが、正直興味がない。
授業中は半分寝てました。お母さんごめんなさい。
ただ、家から歩いて3分の距離にあった、個別塾に入った途端、
私の数学の成績はグングン伸び、塾をやめた後も、数学と理科だけは楽しくて楽しくて!
勉強だと思ったことはほぼありませんでした。
個別塾の先生の教え方が、ものすごく分かりやすくて頭の中にすらすらと入ってきた感覚を覚えています。
結局人間は、わかりやすく、尚且つ楽しいと感じないと、もっと知りたい!という気持ちにはならないんだと思います。
子どもに多言語を教えたいお母さんは、まず、言葉の楽しさ、利用する場面、
どうして他国の言語を学んでほしいと思うのか、
その言葉を学ぶことによって、どういったメリットがあるのか?
これを理解させてあげる事が、初めの一歩だと私は感じています。
ぜひ、お母さんやお父さん自身がどうしてお子さんに他国の言語を学んでほしいと思うのか?
分析してみることから始めてみると、案外そこにはたくさんヒントがあって、
お金をかけなくても学習できる道が開けるかもしれません!
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