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  • 執筆者の写真bloghayanatural

種子や花粉の保管法について


ブラックシードやヤシの花粉など、Haya Naturalが取り扱っている植物は、強い薬品を使用した精製や、加熱、防腐剤は使用せず、昔ながらの伝統的な手法で商品化しております。



自然により近い状態でお届けしているため、加熱、薬品を使用した精製、機械で採取されたブラックシードとは全く種の品質が違うと、ブラックシードを長年利用していたご夫妻や知人からも感動の声をよく頂きます。



ただ、より自然に近い状態でお届けしているため、環境、気候、湿度などが原因で、微生物が孵化してしまう条件をクリアしてしまう場合がございます。



実家の両親や姉など常時利用している私たちは、いつも冷蔵庫ではなくきっちりと封をして冷暗所に保管しているだけですが、一度も孵化した事はなく、

湿度や気温だけが条件ではなく、空気に晒される開封率の頻度の多さ、保存時の状況も関わっているため、ご自宅の環境下でもそれぞれ違いがあるのだと思われます。



昔の家は木造で風通しがよく、窓も大きく、電磁波も今ほど強くはなかったので、電気の滞り、風の通り、外気の汚染などもほぼなく、気温も夏は暑過ぎず、冬は寒過ぎずといった過ごしやすい状況でした。


ところが今は、窓を開ければ汚染された空気、風通しの悪い造りの家や建物、強い周波数の電磁波が、年々「気候、植物、土壌、人体」へ悪影響を及ぼしているとの注意喚起がされる現代に生きる私たち。

無農薬、非加熱、防腐剤を利用しない安全な食品を、安心して利用するためには人間が少し学びを深め、工夫する必要が出てきました。



私たちが手に入れやすい、大量生産されたどこでも購入できる様なものは、ほとんどがたくさんの薬品を利用して、虫一匹つかない様に、徹底的にピカピカにし消費者が求めている物を作ってくれてはいます。

そういった物を消費者が求めるが故に、生産者は要望に応えて作っているだけなのです。




そんな状態が数十年続いたことで、今は健康被害が増え、少しでも体に優しいものを!と求めて、自然により近い状態で作られている物を利用する人が増えてきました。




ただ、そこに虫が孵化する条件をクリアしてしまった事で、虫が発生すると、私たち現代人には慣れていない出来事なので(知らないこと)、驚いてしまいますが、薬品を使わないという生活に慣れていない現代病ではないかと感じる事があります。



私も7年前、フランスの自宅で初めてオーガニックの乾燥豆やお米を購入してキッチンの棚に置いていたら、大量の虫が発生しました。

発生元はお米でした。日本でお米から虫なんて孵化したことがないので驚きましたが、今ではなぜか分かります。



日本はお米の生産国なので、売れないお米が増えると日本の経済に支障が出ます。

そのため、農薬規制が他国よりも随分と緩いという事実をドイツ発IOBオーガニック専門家スクールで習いました。




豆類も同じく孵化しやすい植物で、あずきは開封後ほんの少しの環境の変化でたった数日で豆の中に存在する虫が孵化するそうです。

日本にある小豆が孵化した所なんて見たことある人はあまりいないのではないのでしょうか?

大量生産されて長期間なんの問題もなく利用できているのは、生産者さんが一生懸命手を施して、私たちが安心して食べられるようにしてくれているという事ではあります。




虫は発生させたくないけれど、無農薬、未精製、非加熱のものを食べたい。そう願うのが私たち現代人です。

安全な物を利用するには少しの工夫が必要です。


まず密封をきちんと施し、湿気の低い直射日光の当たらない冷暗所に保管する。 何度も開封する、日当たりがよく家が暖かい、窓を開けると外気の汚染が気になる、など少し気になる方は、特に植物の保存には、密封瓶に乾燥した鷹の爪を入れて保存していただくのが良いのかな?と思います。



微生物は世の中に人間の数以上存在していて、人間の目には見えない物もあります。

孵化の原因は一つではないという事です。




湿度や気温が高く上がる日本の様な国の夏場で、上記の他にもなんとなく条件をクリアしてしまいそうな恐れがあると感じる方は、冷蔵庫で保存して頂くのをお勧めします。




種の香りが好きで、香りを維持されたい方は、開封後、数週間ほどで食べ切ってもらい、

冬場は封をきちんと閉めた状態で、冷暗所で保管してください。




人それぞれ個々に考え方、好みがあると思いますので、心地の良い保管方法を選んでいただくのがストレスにならないかな?と思いますが、 できるだけ無農薬、フェアトレード、強制労働者を少しでも減らせる世界をつくるため、ほんの少し協力して頂ければ幸いです。




次回は種子や豆類に含まれる酵素抑制物質のお話をしたいと思います。 私がいつもしつこく1日2〜5gを目安に、1回でひとつまみ(7粒)の量を食べて欲しいと言っている理由です。 食べ方の指導になるような事は販売サイト上では法律上、記載ができません。

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