我が家には5歳の娘がいます。泣き出すとなかなか大変な、ごく一般的な5歳児です。(と思いたいところですが、なかなかな性格を持った女子です。笑)
そんな彼女の下前歯の後ろに、歯が2本生えてきました!
前歯はまだ抜けていません。。
え?これ大丈夫なの?
かなり先走っちゃってるよね、この2本。
という事で、歯医者に行きましょうとなりました。当然めちゃくちゃ恐怖心を抱いてます。
そんな時、大人だったらどうしますか?
頭の中でシュミレーションするんですよね。歯医者に行ってだいたいどんな事が起こるのか想像してから、心を落ち着けさせませんか?
そうなんです!
大人も子供も突然起こってしまう予期せぬ事態に恐れているんです!
例えばフランスではよくある、すぐに壊れるエレベーター。
エレベーターがよく壊れるという事実を知っていたらパニックにもなりませんが、エレベーターが壊れるということを知らなかったら、壊れた時閉じ込められてパニックになりますよね!
はい、私なりました。
子供の頭の中は、真っ新な白いノートみたいなもので、そこに経験したことの記憶を書き足していくんです。
当然、
歯がぬける = 痛い + 血が出る
なんて事、彼らのノートには書かれていません。
なら大人が書いてあげればいいんです!
私が行ったシュミレーションはこちら↓
母「〇〇ちゃん、歯がグラグラしてきたねー。そろそろ今ある歯が抜けて、ママたちと同じ大人の歯に生え変わる時がきたって事だね!!」
*大人になる大切な一歩!!といった感じで、大げさに良い事だとわかるように、振る舞ってあげてください。
娘「え?どういう事?」
母「絵本のはははのはなし、覚えてる?人間は一度だけ小さい頃に歯が抜けて、大人の歯に生えかわるって習ったよね。まさにその時がきたって事だよ!」
娘「やったー!楽しみ!!いついつ?」
もう娘の目はキラキラです。
母「まず、そのグラグラした歯が抜けないと、新しい歯のお家がないよね?だからそのグラグラした歯が抜けるのが先だね。」
娘「どうやって抜けるの?」
母「舌でコロコロさせて遊んだり、何か食べている時に一緒にとれたり、ぐらぐらして気持ち悪いから手で遊んだりするよね?その拍子に抜けたり、抜け方は人それぞれなんだよ。」
娘「へー。私早く大人になりたいから、今抜けて欲しい!」
うちの子は大人になる事にかなり憧れを抱いております。
母「じゃあ、ママが今から言うことをしっかり頭に入れててね!
いくよー!
ハイっ、
歯ぐらぐら、歯抜ける、歯から血が出る。ウエーーン。
じゃなくて!!
あっ血が出た!うん、これ普通!
我が家はこれを、ほぼ毎日気がついたら家訓のように、娘と繰り返して言ってました。笑
そのお陰だったのかは分かりませんが、ある日私がトイレに行って帰ってきたら、娘の歯が抜けてました。笑
しかも、抜けたときはビックリして少し泣いたそうですが、私がトイレに行っていたので、やり場がなかったのか、すぐに泣き止んで、血が出ている事にすら恐怖を抱かず、普通に歯をどこかに落としてました!
歯が抜けた事よりもまず、大人の第一歩を踏んだという達成感に彼女は酔いしれており、何度も大きく口を開けて抜けたところを見せてくれましたが、初めて抜けた我が子の歯をトイレに行っていた為見れませんでした。笑
後から帰ってきてそれを知った夫は娘に、
「ほらね?歯が抜けたら、その歯はネズミが持っていっちゃうって言ったでしょ?」
って私には全くわからない話をしていましたが、夫との間でも歯の話はしていたのでしょう。
歯が抜けそうな時期になれば、歯についてなるべく詳しくわかる絵本(はははのはなし←これはとてもおすすめです)や、歯についてなるべく分かりやすくお話をしてあげることが良いんじゃないかな?と思います。
そこから、それぞれのお子さんにあったシュミレーションの仕方を見つけてあげてください。
シュミレーションに大切なのは、
ポジティブなイメージを持たせてあげる!
どんな事が起こるのか、先に説明してあげる
頭で子供がイメージしやすいように簡単に
この3つに気をつけて、私はいろんな場面でシュミレーションしています。
シュミレーションの大切さを教えてくれたフランスに住むママ友ブログもお勧めです!(instagramでタグ付けしているので是非彼女の投稿も参考になさってください)
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