子育てって、妊娠している時に描いていた物とかなり違っていませんでしたか?
私は妊娠中お産の事だけを考えていて、産まれた後の大変さなんて全く考えていませんでした!
子供はどんどん大きくなっていくのに、ついていけない母親業に泣きたくなる事もありましたが、今は1つだけ軸を中心にして子育てする事で心に余裕を持つ事ができた。というお話をしたいと思います。
長女は4歳7ヶ月。赤ちゃんの頃は周りにとっても育てやすそうな良い子だねと言われる程、正直とても育てやすい子でした。
ところが2歳になる少し前から、娘の性格ががらっと変わりお姫様を通り越して今では女王さまです。(笑)
笑えない程大変だった時期もありましたが、妊娠を知った時から子供達に願っていた事、
それは自然体に、ありのままに、優しい子に育って欲しい。
その気持ちさえブレなければ良い。
とそこだけは軸をしっかりしていれば、大丈夫だ!と思って子育てをしています。
とんでもない事を発言したり、この子将来大丈夫かな?と思う事も実際何度もありましたが、今日のお昼子供を抱いたシリア難民の女性が道にいて、寄付金を渡そうとお財布を見たら、なんとお財布の中に1円も入っておらず、とにかく何かを渡してあげたい!と娘の幼稚園のお迎え用に準備してあったおやつの袋の半分の中身を娘に渡し、その残りをあげようとした所、娘に渡した半分を娘自らそのシリア難民の女性に全て渡したのです。
自分の分も無くなってしまうのに。
私は涙が出そうでした。
普段人見知りで知らない人には話しかけられても話さない子が、自ら自分のおやつを全て渡してくれた。
その時の娘の行動をみて、どれだけ周りに個性が強いね、育てるの大変でしょう?と言われてもこの子はきちんと心が育っている。
だからどれだけ周りにわがままな大変な子だと言われようが、母親である私だけはあなたはとても素晴らしい子だと胸を張って思ってあげられる。
と感じた瞬間でした。
子育てに正解はありません。
私は子育てには大切な軸が必要だと思っています。
そこがブレると毎日長い時間を過ごすお母さんもいつか疲れはててしまうのではと思うからです。
自分がしっかり、その子にどうなって欲しいのか。それだけしっかり強く願いながら子育てしていれば、我が子がとれだけわがままで大変な子でも心はきっと育っています。
大きくなれば癇癪もわがままもいつかはおさまります。
と願っています(笑)
永遠に続く訳じゃない。
だから今自分の気持ちをしっかりと軸にして、我が子に何をしてあげられるのか。
全ての未来ある子供達のために!
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