皆さんお元気ですか?
Haya Nauralのリカード なほみです。
今回は何千年も前から利用されて、近年ヨーロッパやアメリカでも注目を浴びている植物、
ブラックシードオイルの癒し効果についてお話ししたいと思います。
ブラックシードオイルに含まれる主な成分
p-シメン
a-ピメン
リモネン
カルバクロール
チモキノン、ヒドロチモキノン、チモール
ブラックシードオイルには、住まいの中の天然成分と言われる、a-ピメンとリモネンが主に含有されています。
(含有量は原産国で変化します。)
疲れたなあと感じた時、森林に入って木の香りに包まれる、いわゆる森林浴にリフレッシュ効果・癒し効果があるのは、植物が発散する化学物質(テルペン類)によるものが多いと考えられています。
このテルペン類の代表的なものとして、α-ピネンとリモネンが挙げられます。
香りはまず鼻腔の上にある粘膜を経て、すばやく脳を刺激します。
それだけでなく、気道から血管に乗り、体内を循環することから、香り成分はたとえ微量でもさまざまな形で人の体に影響を与えると言われています。
森の香り成分としてもっとも有名なのは、α-ピネン(アルファ-ピネン)という成分です。
含有量の差はありますが、ほとんどの木に含まれているため、森に入ったとき最初に香るのがこの成分です。
α-ピネンとリモネンって何?
α-ピネンは、マツ、ヒノキ、スギなど多くの針葉樹に含まれ、特有の香りを持ちます。
香料や医薬品の原料として広く使用されています。
また、リモネンはレモンやミカンなどの柑橘類の果皮に含まれる芳香成分で、α-ピネンと同様の樹木にも含まれ、こちらも香料や医薬品の原料となります。
α-ピネンは、質のいい睡眠を促すと考えられています!
睡眠改善効果があるといわれているラベンダーの精油と、入眠するまでの時間や睡眠効率(就床時間に対する睡眠時間の割合)について比較した実験では、
ラベンダーに比べてα-ピネンの方が早く入眠し、睡眠効率も高いという結果もでているほど。
ブラックシードオイルには、これらの癒し効果がある成分だけではなく、
カルバクロール、p-シメン、チモキノンなども主に含まれているという贅沢なオイルです。
カルバクロールとは、
アレルギーから皮膚病まで、様々な症状に幅広く効果があると研究で認められています。
NCBI(全米バイオテクノロジー情報センター)が管理している PubMed という科学的根拠に基づいた、研究をまとめているデータベースで、数多くの研究が掲載されていますが、
研究で証明された効果があった症状の中で、下記のものが挙げられます。
細菌感染
真菌感染症
寄生虫
ウイルス性疾患
炎症
アレルギー
腫瘍
消化不良
カンジダ菌
チモキノンは、糖尿病、喘息、癌に役立ち、抗酸化、抗炎症作用があることで知られています。
チモヒドロキノンは脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの濃度を抑える物質で、自閉症、緑内障、統合失調症、パーキンソン病などの病気への有効性が示唆されています。
チモールは抗菌、抗ウイルス効果を持った成分です。
現代でも素晴らしい効果が発見され、注目を浴びているブラックシードは、もともと
伝統医学的、古代エジプト、古代ローマ、インド(アーユルヴェーダ)、中国(漢方薬)や古代ペルシャ(ユナニ)の時代から高度な民間薬として珍重されてきました。
近年の研究では、一日あたり2グラムのブラックシードを数回に分けて摂ることで、
乾癬、糖尿病(特に2型糖尿病:β細胞機能の向上)、肝炎、リウマチ、炎症 、高血圧、ヘリコバクターピロリ感染、てんかん、狼瘡、クローン病、大腸がん、月経過多、偏頭痛、喘息などの疾患やアレルギー症状の緩和、免疫力の向上
に効果があると言われています。
また、抗がん剤の副作用による腎臓機能の低下を緩和するとともに、タンパク質の排出をおさえ、血液の中のケラチン(Keratin)のレベルを正常に戻す働きがあるとも言われています。ブラックシードの粉末は薬用、美容にも利用されています。
癒し効果だけでなく、素晴らしい効果を併せ持つブラックシードですが、
ここには書ききれないほど栄養素が高く、
それらはまた次回お話しします!
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それでは、皆さん良い1日をお過ごしくださいね!
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